Piper 10周年記念公演 ひーはー
10周年だけどわずか5作目のPiper。でもすごい役者&作家ばっかり5人だからしょうがないよね。
誤解が誤解を生むお話。やってることは前作 SPOOKY HOUSE と何も変わらない、っていうかパンフの表紙に「STEAK HOUSE」…
多分打ち上げかなんかでステーキ食いながら『じゃあ次回はSTEAK HOUSEっすかね』とか冗談言ってたらそうなったんじゃないかという気が〜
やってることは本当に同じなんだけど、今回は最初に大王自ら仕掛けた「本物の拳銃で殺されるのは誰か」という伏線の使い方がすごいよかった。
使うかな〜と思わせて使わせない場面を何度も出してくるじれったさがたまらん。くぅ。
誤解が誤解を生む原動力は、これまた大王得意のダブルミーニング。一つの言葉が二重の意味でどーんと提示される快感。
シリアス話のときだとじわじわくるんだけど、今回は本当にどーんと。
「キッドさん」とかバカバカし過ぎー。
「エリックじいさん」はちょっと無理あるんじゃないの?っていうのも、そこまでの怒涛の展開が故に無理さ加減がむしろ面白くなる始末。
文句なしに面白かった。
Piperに外れなしなんで、開演前にDVD頼んでしまったし、今回は演劇ではひさびさにパンフレット購入。
Piper5人のこれまでの公演記録が載っているのは非常に有用なんで買ってよかった。(個人的には写真集パンフだと不満なので)
ちなみに綺麗どころの女優が水野美紀だと思い出したのは、かなり終盤アクションシーンになった瞬間だった。
淑女の格好と水野美紀が頭の中でリンクしなかったんです。ごめんなさい。
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