Flets.Net活用術
BフレッツIPv6実験の時は東京エリアだけだったために結局やらなかった、
IPv4overIPv6トンネルで自宅と会社をつなげてみた。
とりあえずトンネル作成は完了、pingが通ってルータまでtelnetで入れることまでは確認できた。
ついでに IPv6overIPv6トンネルで IPv6の外界に出れるようにも設定した。
とりあえず問題らしい問題はMTUが1280と小さめなところぐらいか。
- Flets.Netに申し込む。スターターキットは使わず、フレッツスクエアからサービス申し込み
- 約1時間後に開通する
- フレッツの線にIPv6端末(WindowsXPマシンが楽)を直結してネットワークアドレスとNTT側ルータのリンクローカルアドレスを調べる
- 上記の調査結果に従って、自分のルータにIPv6アドレスとルーティングを設定。
(ネットワークアドレスが合っていれば、IPv6アドレスは何でもよい)
RTX1000なら
- ipv6 lan2 address 2001:c90:xxxx:xxxx::1/64
- ipv6 route 2001:c90::/32 gateway fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx%lan2
- 別拠点でも同じことをやってFlets.NetのIPv6アドレスを設定
- トンネルの作成
- tunnel select 1
- tunnel encapsulation ipip
- tunnel endpoint address 2001:c90:xxxx:xxxx::1 2001:c90:yyyy:yyyy::1
- tunnel enable 1
- デフォルトルートをトンネルに向ける
- ip route default gateway tunnel 1 metric 10
- ipv6 route default gateway tunnel 1 metric 10
- 別拠点でもトンネル作成とルーティングの設定
これでNTT東日本圏内なら月300円で外界を通らないVPNの出来上がり。
暗号化したい場合はトンネルのところを適当にIPsecトンネルにすればよい。
スループットはFTPやブロードバンドスピードテストでおおよそ10Mbps。
安く済ませようという計画なんだからこれで良かろう。