月別アーカイブ: 2月 2004

User Mode Linux で VPS を作る

User Mode Linux で VPS を作る

TAPデバイスさえ有効に出来れば、
User Mode Linux上でIPv6カーネル動かす方が安全そうだなあ。

AX10/AX300のカーネルでは有効になっていないっぽい。
とりあえずTAPデバイス対応カーネルが一番最初にやるべき作業か。

AX300用kernel作成はこんなんで bzImage まで出来た。

cp /dev/null .hhl_cross_compile 
make oldconfig
mkdir -p /opt/hardhat/devkit/x86/586/lib/gcc-lib/i586-hardhat-linux/3.2.1/include
make dep
make bzImage

.hhl_cross_compileには 586- という文字列が入っていたが、
クロスコンパイル用のコマンドプリフィックス文字列の模様。
x86なマシン上で作業するなら空でよい。
てゆーかAX10上でセルフコンパイルしてるんだけど(笑)

AXシリーズ ソースコードダウンロード

AXシリーズ ソースコードダウンロード

あ、kernelソースがある。もしかしてAX10/AX300をIPv6化できるか?

DVD-Video規格について

DVD-Video規格について

  • ビデオデータとオーディオデータを合わせた最大ビットレートが10.08Mbps以下であること。
  • ビデオデータはMPEG2もしくはMPEG1規格に準拠し、最大ビットレートがMPEG2は9.8Mbps以下、MPEG1は1.856Mbps以下であること。
  • ビデオの解像度は、720*480,704*480,352*480,352*240であること。
  • オーディオデータは、サンプリング周波数が48KHzのリニアPCM、ドルビーデジタル(AC-3)、MPEGオーディオなどであること。

ビデオデータはMPEG1でもよいが、
VideoCD規格はオーディオのサンプリングレートが44.1KHzのために規格外らしい。
なるべく長時間のDVDを規格内で焼く場合は、
ビデオMPEG1、オーディオサンプリング48KHzという微妙な調整が必要そうだが、
サンプリングレートが44.1KHzのをそのままオーサリングしても大概再生できてしまう。

オープンソース祭の終焉

オープンソース祭の終焉

まさかこんなことになるとは。

not君が粘着開始したのは、有料HDD交換サービスにからんでの2月9日。
DQN店が発覚してAX10User氏が最初にHP閉鎖したのは2月13日。
祭り開始前から粘着君がいたのがリスクを高めたんかなあ。

RTX1000 Flets.Netトンネル スループット

RTX1000 Flets.Netトンネル スループット

Bfletsベーシック間で接続してもやっぱり10Mbpsぐらいしか出ない。
これはRTX1000のipipトンネル処理能力がボトルネックになってる雰囲気だ。

Bfletsベーシックで10Mbpsだと悲しいのでルータを買い換えようかとかいう話になっている。

5.1-RELEASE から 5.2.1-RELEASE

5.1-RELEASE から 5.2.1-RELEASE

make buildworldするとかなりの確率でsignal 10だかsignal 4をくらって
途中で止まっていたマシンが、5.2.1-RELEASEにしたら一発で通るようになった。

PocketBit 128M壊れた

PocketBit 128M壊れた

複数のマシンで認識しない、というかPocketBit上のLEDがそもそも点灯しない。

AX300自宅に設置

AX300自宅に設置

やっと自分のが来た。家にあると想像以上にうるさい。

mpd + OpenBSD pf その後

mpd + OpenBSD pf その後

運用に入って2週間ぐらい経ったが特にトラブルは起きていない。
途中で通過できるポートの追加作業もやったが、pfはipfilterに比べて
設定ファイルが見易いので間違えにくいと思われる。

来月になったらもう少し重要なファイアウォールでも運用させてみるかな。

Flets.Net活用術

Flets.Net活用術

BフレッツIPv6実験の時は東京エリアだけだったために結局やらなかった、
IPv4overIPv6トンネルで自宅と会社をつなげてみた。
とりあえずトンネル作成は完了、pingが通ってルータまでtelnetで入れることまでは確認できた。
ついでに IPv6overIPv6トンネルで IPv6の外界に出れるようにも設定した。

とりあえず問題らしい問題はMTUが1280と小さめなところぐらいか。

  • Flets.Netに申し込む。スターターキットは使わず、フレッツスクエアからサービス申し込み
  • 約1時間後に開通する
  • フレッツの線にIPv6端末(WindowsXPマシンが楽)を直結してネットワークアドレスとNTT側ルータのリンクローカルアドレスを調べる
  • 上記の調査結果に従って、自分のルータにIPv6アドレスとルーティングを設定。
    (ネットワークアドレスが合っていれば、IPv6アドレスは何でもよい)
    RTX1000なら

    • ipv6 lan2 address 2001:c90:xxxx:xxxx::1/64
    • ipv6 route 2001:c90::/32 gateway fe80::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx%lan2
  • 別拠点でも同じことをやってFlets.NetのIPv6アドレスを設定
  • トンネルの作成
    • tunnel select 1
    • tunnel encapsulation ipip
    • tunnel endpoint address 2001:c90:xxxx:xxxx::1 2001:c90:yyyy:yyyy::1
    • tunnel enable 1
  • デフォルトルートをトンネルに向ける
    • ip route default gateway tunnel 1 metric 10
    • ipv6 route default gateway tunnel 1 metric 10
  • 別拠点でもトンネル作成とルーティングの設定

これでNTT東日本圏内なら月300円で外界を通らないVPNの出来上がり。
暗号化したい場合はトンネルのところを適当にIPsecトンネルにすればよい。

スループットはFTPやブロードバンドスピードテストでおおよそ10Mbps。
安く済ませようという計画なんだからこれで良かろう。