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2048bitある自己署名証明書を作成する

http://support.microsoft.com/kb/2661254 今月の WindowsUpdate を適用すると 1024bit未満の鍵長が無効になり、また2010年以降 NIST により 2048bit が推奨ということもあって 2048bit 自己署名証明書を作ることにした。

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ff803369.aspx 基本的にはこのページにある通りで、httpsで使う時には CN= の後ろをサーバー名にする。あるいはワイルドカードを利用し、ドメイン全体でまるっと利用できる自己署名証明書を作成する。
ワイルドカードを利用する例:

makecert -r -pe -a sha1 -n "CN=*.example.com" -ss My -len 2048 -sp "Microsoft Enhanced RSA and AES Cryptographic Provider" -sy 24 testcert.cer

実行完了したら、秘密鍵付きでエクスポートして利用する。

ワイルドカード SSL証明書価格調査

  NetworkSolutions Triton Rapid-SSL.jp onlinessl.jp
1年 $599 57000円 23000円 $199
2年 $1058 105000円 40250円 $348
3年 $1437 142800円 57500円 $498
4年 $1676 N/A 74750円 $647
5年 N/A N/A 92000円 $796

rapid-ssl.jp, onlinessl.jp はいずれも Equifax で実在証明なしだと思われる(未確認) 実在証明不要だったら円高の今は onlinessl.jp がチャンス。

ちなみに日本から NetworkSolutions という選択肢はもはやないと思う。

RapidSSLのテストページ によるとonlinessl.jp は Equifax Secure eBusiness CA-1 だな。

S/MIMEでセキュアな電子メール環境をつくる!

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コマンドラインから証明書を発行する場合には、X.509 拡張属性 のフィールドについて理解しておく必要がある。
Microsoft証明書サービスでドロップダウンリストで選ばされていたのはここのフィールドの設定だったのか。

X.509電子証明書の互換性(IPA)も参考になる。

keyUsageに実際に設定する値は、RFC24594.2.1.3章参照。