Subversion ベストプラクティス 個人開発用ブランチの作成

Subversion 1.5 よりマージ追跡機能がついたので、svk ではなく Subversion (TortoiseSVN) 単体での個人開発用ブランチを作成してみた。

個人開発用ブランチ作成までは以下の手順 (Subversion コマンド表現)

  1. svn mkdir /branches/work
  2. svn cp /trunk /branches/work/自分のアカウント名
  3. 作業フォルダのところで svn switch /trunk /branches/work/自分のアカウント名

個人開発用ブランチのディレクトリ名については、OpenPNE開発のSubversion活用法 の流儀を参考にした。

最終的にメインライン(trunk) に対してコミットしたい場合は、手順としては以下のようになる。

  1. 個人開発用ブランチで作業して機能を実装する。適当なタイミングでコミット
  2. /trunk のHEADまでの変更内容を 個人開発用ブランチに向かってマージし、正常に動作することを確認
  3. 個人開発用ブランチを改めてコミット
  4. 個人開発用ブランチ のHEADまでの変更内容を /trunk の作業ディレクトリに向かってマージし、正常に動作することを確認
  5. /trunk をコミット

面倒な時は4.の /trunk 側での正常動作の確認はさぼって、自動ビルド環境のお告げを待つという方法もあるが、自動ビルドエラー発生時には他のメンバーから非難を受けるかも。

上記手順でわかるように、trunkに向かうマージ作業もするのであれば結局 trunk の作業ディレクトリを保持する必要があり、最初の個人開発用ブランチ作成のところで svn switch をするよりは、実は個人開発用ブランチを素直にチェックアウトする方が手間は少なくて済む。

とはいえ svn switch の概念をここで覚えておくのも悪くないだろう。

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