Windows8 上で cygwin 版の git で pull/push/fetch に失敗する

現時点では msysgit 推奨。

win8:test01% git pull

     11 [main] git 3756 fhandler_disk_file::fixup_mmap_after_fork: requested 0xFFEA0000 != 0x0 mem alloc base 0xFFEA0000, state 0x1000, size 20480, Win32 error 487

    679 [main] git 3756 C:\cygwin\lib\git-core\git.exe: *** fatal error in forked process - recreate_mmaps_after_fork_failed

   1404 [main] git 3756 open_stackdumpfile: Dumping stack trace to git.exe.stackdump

      4 [main] git 1528 fork: child -1 - forked process 3756 died unexpectedly, retry 0, exit code 256, errno 11

error: cannot fork() for ssh: Resource temporarily unavailable

fatal: unable to fork

こんな感じで失敗する。 http://permalink.gmane.org/gmane.os.cygwin.devel/489 等を見ると、Windows 8 特有の現象のようにも感じられるが原因特定には至らなかった。

Cygwin版を使いたかったのは、 Subversion と連携するための git svn コマンドを利用する場合は、若干 cygwin版の方が依存している perl が新しく、Subversionリポジトリアクセス時に証明書認証をする際に嬉しかった、というのが過去の経緯。

現在中央リポジトリを Git 化しつつあり、日本語ファイル名の問題も今年春に解決したこともあるので、Git 中心の生活をするなら msys 版の方が安定しているようだ。

(GitHub for Windows も少し試したが、これはこれで癖が強い。また、少し触った範囲では日本語ファイル名の問題が解決されていないように見えたためアンインストールしてしまった。)

Windows環境、ということでは今後 Git Powershell cmdlets が提供されるような未来があるのだろうか?

# 追記

途中 rebaseall は実施しましたが、解決しませんでした http://superuser.com/questions/194529/cygwin-fatal-error-unable-to-remap-what-does-it-mean

直接は関係ないが、Windows向け開発で使う前提なら git config core.filemode false をしておくと幸せになれる。 http://stackoverflow.com/questions/1257592/removing-files-saying-old-mode-100755-new-mode-100644-from-unstaged-changes-in ついでに改行コードの自動変換を抑制する autocrlf false もある方がどちらかというと不測のファイル変換がなくなって嬉しいが、インストール後の既定の状態が autocrlf true であり、全員に徹底するのは困難なところが悩ましい。自動変換にまつわる問題は CSVの頃からあり、昔と同様ファイル拡張子を利用してバイナリであることを指定する、のでいいのかもしれない。